STATIC
APOSTLE LT HOODY (2023モデル)
進化する定番
ブランド立ち上げ時にリリースした初代モデルと同様にプレコンシューマー(※)のリサイクルナイロン生地を採用したウィンドシェル。
初代Apostleは国外製造の糸でしたが、新Apostleは国内製造糸・生地へと変更しています。ストレッチ性を持たせ、よりアクティブなシーンで使いやすいモデルと進化しています。なお、ストレッチ性を出すために混紡するポリウレタンもコンシューマーリサイクル素材となります。
さらに、肌に触れる生地内側にはキュプラ素材(※)をドット状に配置し、発汗時にウェアが肌に張り付くことを軽減します。
初代モデルは、そのマットな生地感と非テクニカルなルックスもあって多くの方にご支持いただきました。しかしより山向けにストレッチ性を追加したく、今回の生地への変更となりました。
一つ欠点を上げるとすると、リサイクルナイロン糸製造時のCO2排出量が計算されていないことです。初代モデルではバージンナイロン糸より75%も製造時のCO2排出が減ると公表されていました。ただ今回の新しい生地では正確にはわかりません。この点は、課題であると受け止めています。というのもCO2排出減少の程度が分かると、服1着として、STATICとしての環境貢献度が検証できるからです。
※プレコンシューマーリサイクルナイロン:
従来焼却処分されてきた「ナイロン糸を製造する際に排出されるナイロン綿ごみ」をリサイクルしてナイロン糸・生地に再生したもの。
※キュプラ素材:
従来捨てられていた綿の種(コットンシード)に付いた産毛部分を再生した天然由来素材。肌触りの良さと、調湿性に優れ、静電気も起きにくいと言われます。
製品サイズ
PRODUCT SIZE
- 平置き採寸になります。(単位:cm)
- サイズ表記は目安となり、お手元にお届けする商品と表記サイズの間に多少の誤差が生じる場合がございます。
環境性
SUSTAINABILITY
リサイクル素材の採用の重要性
衣類用糸製造から着用後の廃棄までの「服の一生」の中で、CO2排出が最も多いのは、原材料製造の過程です。およそ50%。つまり、原料製造におけるCO2排出量を減らすことは、衣類1着による環境負荷を大きく減らすことになります。プレコンシューマーリサイクルナイロンの場合、75%もCO2排出を減らす例があるように、出来るだけリサイクル素材を採用し、そうした服を選んで着ることは大切な行動だと考えています。