STATIC
YAK KNIT CAP(旧モデル)
ヤクは、産業革命以来多くの品種改良を重ねた羊とは違い、チベットを起源とする原始的な牛科の動物です。
一年を通してチベット、ネパールなど標高3,000m~6,000mの高山草原地帯に生息し、冬は雪線の下縁で活動しています。
耐寒に優れている種と言われるヤク。 長い冬を過ごすために冬が近づくと産毛が成長し、春になると抜けます。これを遊牧民が拾い集めて洗浄し良質な原料になります。
最近では、カシミアと同じように人の手によって櫛で丁寧に梳き取られています。この方法は、羊とちがい全身の毛を刈り取ることがなく、ミュールジング(※)の必要がないので倫理的にも良いといえます。
ウールの品質を保つ方法。 ヤクの産毛は毎年採取できますが、成年のヤク1頭からは約100g~300gほどにしかなりません。羊毛は4㎏ほどですから、比較すると非常に希少性の高い毛と言えます。 STATICが採用するチベット産のヤクの毛は、1頭から100gを目安に採取します。無理に多く採らず、ヤクにストレスの無いように採取量を制限しています。
※ミュールジングとは、ウジ虫の寄生を防ぐため子羊の陰部の皮膚と肉を切り取る事。
YAK製品のお手入れにつきまして
基本的にドライクリーニングを推奨しております。1日着たら数日休ませるようにしてください。
発送について
当商品1点のみの場合、「ネコポス」にて発送いたします。
当商品1点のみの場合、「ネコポス」にて発送いたします。
お届け先のポストに配達・投函いたします。日時指定、時間指定は承れませんので予めご了承ください。
*新モデルではサイズを平置きで幅3㎝大きく、深さは2㎝ほど短くしました
スタティック / ヤク ニットキャップ
チベットの高地4,000m以上に暮らすヤクから頂くウール。
ヤクの毛を刈り取るのではなく季節ごとに自然に脱落する毛を拾って現地の方々が衣類に仕立てていった歴史があるようです。
今は表の強く太い毛の下の「産毛」の部分を地面に落ちる前にくしですいて集めます。
保温性は同量の羊毛より30パーセント暖かく、カシミヤより通気性が高く蒸れにくいなど、ヤクウールは素晴らしいポテンシャルを秘めていると言えます。
捨てない、ゴミを出さない物作り
ビニール個包装の廃止
捨てない、ゴミを出さない物作り
裁断屑とSTATICの回収品をポリエステル繊維に再生し、新たなポリエステル製品を生み出す。
さらに、再生製品の回収→再生→製品化も行い、自社製品の回収と再生は半永久的に繰り返す循環型のモノづくりが実現します。裁断屑を含め「捨てない」「ゴミを出さない」ものづくりとして大きな一歩を踏み出します。
ビニール個包装の廃止
お客様に届くまでに使われる商品のビニール個包装。
多くは、その後すぐに廃棄される可能性が高く、使い捨てのビニール袋と言えます。
生分解性プラスチックの袋や、ペットボトルリサイクルの袋など、環境負荷の低い様々な代替袋が開発されてはいますが、やはりすぐ捨てられてしまう袋を利用することには疑問を感じました。そこで、OnlineShopでご購入のお客様には薄紙で簡単に包んで発送しています。また、STATIC取扱店への発送に際にも、各お店様の賛同を得ながらビニール個包装は使っておりません。お客様におかれましては、ご理解ご協力のほどお願い致します。